
取扱製品である 屋外対応デジタルサイネージ CoreDO は
雨の日でも安心して屋外で利用できる、防水防塵性能IP53 です。
『この「防水防塵性能 IP53」って何・・・?』と思う人もいると思うので
今回はこのブログでご紹介したいと思います。 φ(.. )
この防水防塵性能を示すIP〇〇という表記は、
日本工業規格(JIS)で特級の意味が決められているそうです。
IP53 ←の場合、
5 にあたる最初の数字が「第一特性数字」
3 にあたる2番目の数字が「第二特性数字」というそうで、
第一特性数字が防塵性能について
第二特性数字が防水性能について表しているそうです。
第一特性数字の防塵性能については 0~6 まで、
第一特性数字の防水性能については 0~8 まで。
数字は大きければ性能が良いと考えておけば大丈夫です。( ´-`)
タキゲン製造株式会社さんの 防水規格IP表記 のページに
この数字についての定義がそれぞれ掲載されています。
CoreDOの防水防塵性能 IP53 の場合、下記の定義となっています。
【防塵形】
塵挨(じんあい)の侵入を完全に防止することはできないが、電気機器の所定の動作及び安全性を阻害する量の塵挨の侵入があってはならない。
【散水に対して保護する】
鉛直から両側に60度までの角度で噴水した水によっても有害な影響を及ぼしてはならない
CoreDoの防塵性能は 5 です。最高レベルが 6 なので、かなり高いです。
「電気機器の所定の動作及び安全性を阻害する量の塵埃の侵入があってはならない」とのことなので、
外に置きっぱなしにして多少ちりやほこりが入ったとしても大丈夫でしょう。
次に、CoreDoの防水性能は 3 です。
最高レベルは 8 なので、高いとは言えませんが、、、
だいたい4未満の防水機能が「生活防水」(水がかかっても大丈夫くらい)、
5以上の防水機能が「完全防水」(浸水しても大丈夫くらい)と言われているそうなので
雨の日に外に置きっぱなしにしても大丈夫でしょう。
防水防塵性能についてわかりましたか?
スマートフォンにもこの防水防塵性能が記載されていたり
意外と目にすることがありますので、覚えておくといいかもしれないですね(^^)
IPX3ってお風呂とどうなの?落とさなかったら大丈夫なの?
IPX8でも常温の水道水が前提なので、風呂の場合内部で結露する可能性がある事や毎日の風呂での使用や長風呂等でメーカーの設計より早く劣化する事もあり得る為あまりお勧めできません。また、大半のスマホが防水性能を維持するには2年毎に整備に出してください等と書いてあるのでどのみち過信は禁物です。
そう言ってもお風呂で使ってしまう人は壊れても良い様にクラウドやSDカードにバックアップを取る様にしておきましょう。特にクラウドにバックアップしておけば壊れたり無くした時も安心です。
また、メーカーが「お風呂でも安心」「ボディソープで洗える」「MIL規格対応」とか防水以外で目玉機能として宣伝しているような物は大丈夫です。
ちなみにMIL規格は米軍装備品の規格でお湯への耐性・薬品への耐性・落下への耐性などが細かく書かれています。